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買い付けの旅2023 ~エチオピアPart.2~

2023-03-08

アフリカ買い付けの旅 ~エチオピアPart.2~

いよいよエチオピア産地へ!!1月 30日

いよいよ生産地視察へ出発!早朝5起きで準備して、6時にホテル出発!国内線の飛行機で近くに行きさらに3時間の移動、
アジスアベバの都市部とは違い、牧歌的な田舎道には多くの山羊や羊が闊歩していました。
空港地区は、乾燥した乾いた大地だったが、生産地エリアに近づくと緑も豊かに感じられます。
そして念願のエリア、イルガチェフェ到着。スペシャルティコーヒー創成期の2000年代いわゆる「モカ」の概念が、大きく変わった「紅茶のような香りと綺麗な味わい」を感じさせた地域です。
すでに収穫時期は終わり、収穫工程等は見ることはできませんでした。
ここでもコーヒーセレモニーでおもてなしを頂きます、豆を煎る光景に、焙煎人の血が騒ぎます!
世界レベルの腕でも板で均一に焙煎するのは難しい。笑
1月30日
エチオピアの産地巡りは、基本的に農園ではなくウォッシングステーション(CWS)、メインのチェリーの収穫は終えていましたが、
乾燥処理中でアフリカンベットの上にパーチメントとドライチェリーが並んでいます。
ここでも色鮮やかな衣装を纏った皆さんに歌のおもてなしを受けました。
その後は、カッピングの時に並んでいた特殊プロセスの製法も、ここの実際に作り方を教わり、
エチオピアで伝統的にされている主流のナチュラル製法の大型の脱穀機は、実は生産地で初めて目にしました。
1月31日
早朝、木漏れ日が差し込むロッジのテラスで朝食をみんなで楽しんでいる時にハプニング発生!
野生の猿が猛突進、テーブルのパンを3枚奪い取っていきました!笑
さて、気を取り直して産地視察へ出発。エチオピアでも近年、品評会カップオブエクセんレンスの大会が行われていますが、そこで優勝したロットが近くで生産されているエリアを訪問!
Sidami Bensa Bon Zuria は2008年からスタートして、木々も若く品質が良いW S Cで、水洗処理施設はとても綺麗でした。
 生産地で行われる様々な処理方法にも、最近は品質を求める為の工程がいくつも見られる。
本来コーヒーの処理工程は、質より量をこなすもので、余計なことはしません。
しかし、品質が価値へと変わりつつあるスペシャルティ市場では、手間暇をかけて時間もかけても、品質向上に取り組んでいる。
基本的に天日干しは乾燥が目的なので、大量生産の現場では早く乾かすに越したことはありません!
しかし、わざわざブルーの網を上部に設置して、天日を少し和らげるスロードライと言う方法を取っていました。
乾燥の状態をコントロールして味わい向上させる狙い!素晴らしいです!
そして、最後に奇跡が!実は収穫期が終わっているので、ケニア・エチオピア共に産地では、今回木々にコーヒーチェリーが実っているのを見ることがなかったのですが!あった!やっぱり嬉しいものです。
早速、糖度計で測定「糖度18%」メインシーズンは終わっているので、このくらいかな?中米や南米では、糖度25%以上を測定しているので、測定できただけでラッキー。

つづく…

2023-03-08

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