



アジアで最も身近な生産国である台湾。
観光地として人気の台湾は、コーヒーの輸入量、消費量共に年々増大を続けるだけではなく、栽培を行う生産国としても世界的に認知度が高まり注目を浴びています。
品質向上が著しくめざましい台湾では、昨年初の「COE(カップ オブ エクセレンス)」が開催されました。
アジアでは3番目のCOE開催国となります。
その入賞ロットの内4つが90点以上の高評価を得るなど、生産量は少ないながらも品質は非常に高く評価されています。
そんな今大注目の台湾珈琲ですが、なんと今回当店でも販売開始が決定しました!
それもなんと、台湾COE 2024で第18位に入賞した「牛磨角農園(グ ブア カク農園)」のコーヒーです。
こちらのロットは当店独占版売!入荷量わずか48kgでのご紹介となります。
記念すべき初の台湾COE入賞コーヒーをこの機会にぜひお楽しみくださいませ。
牛磨角農園は阿里山地域にある、チーアイ県にあります。
農園主の陳氏は都市部で仕事が成功した後、自身のルーツであるこの地に戻り、先祖代々受け継がれてきたこの土地を復興させることに尽力しました。
陳氏は当初キウイフルーツの栽培を考えていましたが、2017年よりコーヒーの栽培を開始します。
牛磨角農園の3つの園区には約1,000本のコーヒーの木があり、茶などの作物と混植されており栽培面積はそれほど広くありません。
そのため、栽培には細心の注意を払わなければなりませんでした。
陳氏は絶え間ない研修や品評会、展示会への参加を通じて学んだことを実践に応用し、栽培方法を改善、コーヒーの品質を向上させました。
農園では現在、気候変動の問題を抱えていますが気候データの分析をしっかりと行い、耐性のある品種を栽培し、コーヒーの品質と収量を増加させることに成功しています。
その結果、2024年の阿里山農園コーヒーエリートコンテストではウォッシュド部門で2位に入賞。
ゲイシャ種その他の部門でも金賞を獲得しました。
コーヒー栽培での成功だけでなく地域に根ざした牛磨角農園は、中南部の山岳地帯に集中しているスズメの一種であるニュウナイスズメの数が近年急激に減少していることにも注目しています。
現在、残存個体数は1000羽未満で、絶滅危惧種に指定されています。
ニュウナイスズメを保護するため、牛磨角農園は保護計画を通じて農園内に保護区を設置し、生息に適した植物を植えてその安全な生存を保障しています。
さらに、定期的にニュウナイスズメの個体群調査を行い、個体数と健康状態を監視し、学術機関と協力して詳細な研究を行っているそうです。
住民のニュウナイスズメ保護に対する意識を高めるため、複数の保護講座イベントを開催し、コミュニティ全体で保護活動に参加するよう呼びかけています。
生産者の努力の結晶ともいえる、COEの称号を得たスペシャルティコーヒー。
その素晴らしい味わいはまさに「至高」の一杯。
今回の入荷量はわずか48㎏と数量限定でのご案内となり、なくなり次第終了とさせていただきます。
今大注目の台湾から届いた特別なスペシャルティコーヒー。
当店独占販売!大変希少なCOE入賞ロットをこの機会にぜひお楽しみください。
※オンラインショップでは2/1(土)~
丸美珈琲各店頭では2/4(火)~発売予定!
詳しくはこちらから!
こちらのコーヒーは品質の高さゆえに非常に濃度が強く出る傾向があります。
通常のハンドドリップの場合、粉量は少し少なめがお勧めです。
中挽きの場合→お湯と粉の割合は1:18ぐらいを目安に。
普段通りにコーヒーを淹れていただき、「いつもより味が濃いかな?」「なんだか少し渋い…?」
と感じた場合は濃度が強く出ているサインです。
その際は淹れたコーヒーにお湯を少しずつ足していただき、お好みの濃度まで調節してください。
ぎゅっとした凝縮した味わいがほどけて甘味が感じやすくなります。
★美味しい淹れ方なら丸美珈琲店のオリジナルドリップでぜひ!
→《後藤栄二郎考案!》画期的なドリップ方法「ニューウェーブドリップ」とは?
Cup of Excellence Taiwan 2024
#18 牛磨角農園 Gû Buâ Kak
< 農園情報 >
農園名:牛磨角(グ ブア カク)
生産者:CHEN, BING-HONG (陳秉汯)
エリア:Chiayi(嘉義県)
標 高:1,200m
品 種:Gesha 65% + SL34 35%
製 法:ナチュラル
順 位:第18位
スコア:87.78点
生産国ごとにその年収穫されたコーヒー豆の中から高品質なものを決める国際的な品評会。
1991年にブラジルで初めて開催されてから今年で25周年を迎えました。
コーヒーの品質向上、コーヒー生産者の収入向上、生産地域の経済的発展、 透明性の高い取引の推進を目的としています。
コーヒーの評価方法は「カッピング」と呼ばれる鑑定によって行われ、豆はすべてブラインドで厳格に審査されます。
審査項目は全部で8項目あり、合計得点が87点以上獲得で見事「COE」の称号が与えられます。
入賞したコーヒーはオンラインオークションで世界中にプレミアム価格で販売され、収益の大部分は農家に送られます。
Vol.29 コーヒーの味のコンテスト“カップオブエクセレンス”とは?
台湾珈琲に関するエピソードを聴きながら楽しむのもオススメ!
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